胃カメラと聞くと
「絶対しんどいやつ」
「一生やりたくない」
「鎮静剤なしとか無理」
って思われる人が多いと思います。
よくわかります。
しかし、私が胃カメラを長きにわたって経験する中で得た「こうすると少し楽になるかも」というコツと、検査後のちょっとした注意点についてまとめてみます。
胃カメラを楽にするコツ|とにかく脱力
一番大事なのはこれです。
身体の力を抜くこと。
本当にこれに尽きます。
胃カメラは、体に力が入れば入るほどつらくなります。
逆に、うまく力を抜いてしまえば「まあ…耐えられるな」というレベルになります。
コツとしてはシンプルで、目を開けて、ぼーっとする。
イメージとしては「何も考えずテレビを見ているとき」の感じです。
感情を消して、ぼんやりモニターを見る。
私はだいたいこの状態を作っています。
もちろん、喉を通過するときはキツイです。
そこは正直、何回やっても慣れません。
あの瞬間はどうしても「ウォエー」となります。
でも、体に力が入っている人と比べると、ダメージはかなり違うと思います。
胃カメラでつらくなる人の多くは、体に力が入っています。
喉を動かしたり
舌を動かしたり
なんか無意識に抵抗しようとする
でも、これは逆効果です。
カメラは結局入ってきますし医師は止まりません。
なので抵抗しても、苦しい時間が延びるだけです。
おすすめは、少し極端ですが「感情を失ったアホの人」になる。
わりと真面目な話です。
考えるのをやめて、ぼーっとする。
目は開ける
モニターを見る
体は脱力
この状態が一番楽です(といっても不快感はありますよ)。
唾液は遠慮なく垂れ流しましょう
胃カメラのとき、最初に少し戸惑うことがあります。
それは唾液問題。
検査が始まるときは、口元にティッシュと紙皿みたいな受け皿を置いてくれます。
そして看護師さんから「よだれは我慢せず出してくださいね」って言われます。
つまり垂れ流しOKです。
最初はちょっと恥ずかしいです。
大人がよだれダラダラ。
なかなか日常ではない状況です。
しかし、ここで遠慮してはいけません。
飲み込もうとすると余計につらくなります。
なのでダラダラしましょう。
私は今では完全に慣れました。なんの迷いもないです。
「よだれを垂れ流している私を見て」くらいの気持ちです。
人間、意外とすぐ順応します。
だいたい医師や看護師さんたちは慣れてますから気にしないで大丈夫です。
検査が終わった後の注意点
基本的には検査後すぐに普段の生活で問題ありません。
ただし、いくつか注意点があります。
検査後1時間は食べない
胃カメラでは、喉に部分麻酔をかけています。
そのため検査後1時間は食事禁止と言われることが多いです。
理由はシンプルで、喉の感覚が鈍くなっているから。
食べ物が詰まったりする可能性があるからです。
とはいえ実際のところ、そんなに神経質にならなくても大丈夫だと思います。
硬いものや粉っぽいものを避ければ問題ないかと。
ただし病院の指示がある場合は、もちろんそれを守ってください。
お腹の張りは数時間で消える
検査中、胃の中を観察しやすくするために空気や洗浄液を入れられます。
胃のヒダを広げるためです。
その結果、検査後はお腹がちょっと張ります。
人によっては軽い腹痛、張り感、ゴロゴロなどがるかと思います。
これは、ほとんどの場合、数時間でガスが抜けて改善しますから特に心配はいりません。
検査後のおならには注意
これは意外と大事な話です。
胃カメラ後は、ガスが抜けていくのですが…
おならが水っぽくなりがちです。
なので軽い気持ちでおならをすると危険です。
確信が持てるまで我慢してください。
そしてする場合は万全の体制で。
これは、経験者からの真面目なアドバイスです。
生検をした場合は少しだけ注意
胃カメラでは、場合によって生検(せいけん)という検査が行われます。
これは胃の組織を少しだけ切り取って調べる検査です。
もし生検をした場合、看護師さんから
当日は消化の良い食事
アルコールは控える
脂っこいものは避ける
などの説明があります。
とはいえ、そこまで神経質になる必要はないと思います。
ただし、お酒好きの人には少し残念な日になるかもしれません。
私が生検されたときの話
余談ですが、私は一度だけ生検をされたことがあります。
医師からはこんな感じで言われました。
「たぶん大丈夫だと思いますが、念のため少しだけ組織を取って調べておきますね」
当時はよくわからなかったので、「そうですか」と思って特に気にせずモニターを見ていました。
すると突然小さいハサミが登場。
そして胃の内側をブチッ。
その瞬間ブシャーっと血が出ます。
いや、痛みは全然ないです。
本当にまったく感じません。
でも精神的にだいぶ萎えます。
「うわ、自分の胃めっさ切られてる…」
という気分になります。
検査後も胃の中が大出血しているイメージがついて回り、モニター見なければよかったかなと思った瞬間でした。
まとめ
胃カメラを少しでも楽にするコツはシンプルです。
*とにかく脱力する
*ぼーっとモニターを見る
*唾液は遠慮なく垂れ流す
*喉を通る瞬間だけ耐える
そして検査後は
*1時間ほど食事を控える
*お腹の張りは数時間で治る
*おならには慎重に
*生検があった場合は刺激物を控える
このあたりを知っておくと気持ちが楽になると思います。
胃カメラは怖い検査と思われがちですが、終わってしまえば「思っていたより大丈夫だった」と感じる人も多いです。
これから受ける方は、力を抜いて、よだれを垂らして、ぼーっとする。
このスタイルで乗り切ってください。


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