大腸カメラの検査って、本番前の下剤が気になる人が多いと思います。
「どれくらいで効くの?」「何回トイレ行くの?」とか、あくまで他人の参考ですが知っておくと安心します。
今回は自分が病院で受けたときの、モビプレップ体験を書いてみます。
内視鏡センターに集合│すばらしい環境
検査当日は朝9時に受付に集合。ロッカーに案内されて荷物を置き、待合へ。
その時点で6人くらい集合してました。
男性2人、女性4人
年齢層は自分より上で皆さん50代後半~60代前半くらい。
もう一人の男性は70歳近そうでした。
なんか私が妙な若手感。
そして待合の机にはすでにモビプレップの2リッターパックが置いてあり、説明ビデオがエンドレス再生されています。
正直3周くらい見たので自然と覚えます。
あとの看護師さんの説明時に「はいはい、知ってる知ってる」みたいな感じになります。
ちなみに受けたのは大学病院で、フロアの一角にある内視鏡センターというけっこう大きい専用施設なので恵まれた環境での受診です。
モビプレップの飲み方ルール
飲み方はこんな感じ。
1セット
モビ:コップ2杯(180ml✕2)
水 :コップ1杯(180ml)
これを15分かけて飲みます。
つまり45分で3セット
モビ:コップ6杯(1080ml)
水 :コップ3杯( 540ml)
を飲んでいることになり、なかなかの水分量であることがわかります。
さらにルールがあり、3セット終わったら一旦ストップで、看護師に排便状況を確認されます。
余談ですが、3セット飲んでも出ない場合、浣腸される可能性が高まります。
これだけは避けたい。
なので受検者はみんな早く便意来い、と思っています。
そして飲み始めは9:20ごろから。
いざスタート。
スタートから30分でお腹が動き出す
飲みながら、上半身をひねる、お腹をさする、ちょっと歩くなど
これを適度にやっていると30分くらいでお腹がグルグルきます。
さらにおならが数回。
「あ、これはそろそろかな」
と思い、席を立ってその辺をウロウロし始めます。
そして飲み始めから40分後に1回目が訪れます。
しかもいきなり泥状。
これは自分でも良い意味でおどろきでした。
過去の経験では1回目は普通便っぽいことが多かったですが、今回は新たな取り組みとして2日前から大腸検査食を食べて準備していたのです。
そして今回はいきなり仕上がり気味。
「検査食、けっこう効くかも」
事前2日間の努力が報われた充実感と未来が明るく見えた瞬間でした。
透明度チェックというシステム
この病院では看護師さんが受検者のトイレ後に目視チェックを行い、その排出液の色で検査準備OKか判断してもらいます(一般的にはこのシステムが多いのかなと思います)。
受検者にはモビプレップと一緒に髪色のサンプルみたいなカラーチャートが配られています。
これと見比べて、透明に近い黄色になったらトイレを流さずに緊急呼び出しボタンを押して看護師を呼んで見てもらうという仕組みです。
2回目でかなり水っぽい
1回目から待合に戻ったのが 10:15ごろ。
続きのモビ+水を飲み始めます。
すると10分も経たないうちに2回目のトイレへ。
感覚はかなり水。
「これ、次でいけるんちゃう?」
かなり余裕を感じました。
隣のおじさんに対しての優越感
2回目から戻ると、隣の60代後半のおじさんはまだ出てない様子で苦戦してそう。
内心「勝った、」「事前準備万歳、大勝利」
看護師さんにも「順調です」と自信を持って答えます。
この時点で「これは1番にOKもらえるかな、早めに検査終わって帰れそう」と思っていました。
しかし、そう甘くなかったです。
3回目|ほぼ水だけどまだ呼ばない
それから10分もしないうちに3回目。
感覚はほぼ水。
でも、よく見てみると、細かいカスのようなものが混じっています。
うーん。
ここで看護師さんを呼ぶかどうしようか?
いや、もう少し綺麗にしてから見せたい。
謎のプライドが発動し、待合へ戻ります。
看護師さん「どうですかあ?」自分「いけそうです、次見てください」
4回目|ほぼ完成
数分後に4回目。
完全に水、感覚は肛門からシャワー。
ただし…ちょっとだけカスあり。
便器を見ながら「うーん」。
でもまだ4回目なので、まあまだいいかと思い待合へ戻ります。
すると看護師さんから「どんなんでもいいから1回呼んで」
と言われてしまいます。
ああ、すいません。
綺麗な状態を見せたかったんです。
余計な優しさ。
この時点で時間は11時前でした。
モビプレップの味、実は嫌いじゃない
ここで少し味の話。
よく「モビプレップまずい」って聞きますが私は普通に飲めます。
スポーツドリンクのちょっとまずい程度のイメージですが、空腹だからなのか、むしろちょっと美味しく感じてます。
だから、味に関してはそんなに心配することないです。
みんなが言うほどまずくないです、下剤も進化しているんだと思います。
ちなみに私は、過去、胃の検査で何回かバリウムを飲みましたが、これも飲むヨーグルト感覚でおいしく飲めます。
5回目|ほぼ完璧…のはずが
5回目。
完全に肛門シャワー状態。
これはもういける。
看護師さん呼び出し。
自分「あ、ちょっとカスあるかも」と言いつつ、内心、まあOKでしょ、と思っていました。
ところが看護師さん「うーん、もうちょっとやね」。
えっ・・・。
心の声
(いや、もう勝ちでしょ)
(放っておいても惰性であと数回はトイレ行くんだからもういいでしょ)
ややショック。
気づけば周りはゴールしていた
待合に戻ると、他の受検者数名の机からモビプレップが消えていました。
あれ、もうOK出てる人おる。
ちょっと焦る。
とはいえ「まあまだ私は早い方や」と自分を励ます。
隣のおっちゃんはいないけど、やっとこさ出だしたんだろう・・・。
そして6回目でようやくOK
ところがここで衝撃。
便器見ながら看護師さんが「検査の順番、最後になってもうたね」
えっ。うそやろ。おっちゃんどうした。帰ったんか。おかしいわ、なんでやねん。
待合に戻ると確かに全員モビプレップが回収されていて、私が最後になったのは本当らしい。
(おっちゃん浣腸を選択したんじゃないか?)
(看護師さんは年配さんに甘いのでは?)
いろいろ思ったけど、考えても仕方がない。
とにかく過去最速でOKが出たことは事実、今はそれを喜ぶことに。
下剤中のあれこれ
結論から言うと、特に何も苦しいことはないです。
ほんとにスポーツドリンク飲んでる感じ。
ただ、冬だったので冷たい水分ばかり飲むのは体が冷えます。
これは少しつらい。
ちなみにモビプレップは生ぬるいとまずさが際立つらしいので、病院側が親切にキンキンに冷やしてくれています。
便意のタイミング
流れはだいたいこんな感じ。
最初の便意→徐々に来る(余裕で対応可能)
2回目以降→10分以内に来る(けっこう急なので心の準備が必要)
また2回目以降は肛門が緩んでいるような感覚になるので、タイミング悪くくしゃみなんかすると漏れるかもという危機感を感じます。
でも実際には漏らすことはほぼありません(と思います)。
現地トイレ事情
大学病院の内視鏡センターなのでトイレは多めで待ち時間はゼロです。
ただし何回も使うので自然とお気に入りの便器ができて愛着が湧いてきます。
そしてその便器じゃないと座るのがイヤになります。
しかし入るタイミング悪く、他人が自分の便器を使っているとすごく残念な気持ちになります。
これは受けた人なら共感してくれるのではないかと。
お尻を守るコツ
回数が多くなるので地味に大事なのがここ。
おすすめは洗いすぎないこと。
ウォシュレットを強く当てすぎると後半痛くなります。
ゆるい水流で肛門直撃を避け、軽く洗ってトイレットペーパーで水分を取る程度で十分です。
長期戦を意識しましょう。
心配なら事前にリシーナとかボラソフトとかを用意しておいて、違和感があれば帰宅後に塗っておくとよいです。
服装と持ち物のリアルな話
正直に言うと、この一連の検査を完全に清潔な状態で乗り切るのは難しいと思います。
なので、下着の替え、汚れてもいい服、これはあった方が安心です。
私はスウェットを持参して病院で履き替えています。
多少の汚れは気にならない人なら着替えなどは不要かもしれませんが、ウエストゆるくて脱ぎやすい(下ろしやすい)ズボンは必須かと思います。
モビプレップは思ったより大丈夫
今回の体験まとめ。
便意は30~40分で来ます。
トイレ回数は6回目でOK+その後の消化試合で2~3回トイレに行きました。
モビプレップは1.5Lくらい飲みました。
そして一番のポイント。
事前の検査食はかなり効く。
これは間違いないです。
今回は過去一番楽だったと思います。
これから大腸カメラを受ける人は下剤の不安を感じているとしても、実際終わってみれば「あっ、こんなもんか」ってなるんじゃないかと思います。
できるだけ気楽に臨んでください。


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