足の爪が黒くなって剥がれる話|ランニングシューズを変えてみた感想

マラソン

走り始めて10年以上経つが、けっこう足の爪トラブルと付き合ってきた。

練習中に隣の指に爪が当たって気づいたら出血していたり、レース後に爪が黒くなって数か月後にぺろっと剥がれる。そういうことが何度もあった。
重症になるわけじゃないし走れないわけでもないので「まあええか」と思いながら走り続けてきたんだけど、痛いは痛い。

その状況を変えるべく今年からシューズをミズノのウェーブレガシーにしてみたので、使ってみた感想を書いておこうと思う。

雑なランナーの10年

ランニングを始めたのは40歳を過ぎた頃で、特にきっかけらしいきっかけはない。
運動不足をなんとなく感じて、職場から5キロほど歩いて途中の駅から帰る、というところから始めた。それがだんだん自宅周辺を走るようになり、気づけば距離が伸びていった。

いちおうハーフマラソンにたまに出たりするけど、競技志向は全くない。
タイムを狙うわけでもなく、なんか体に良いことをしたい、という気持ちだけで続けてきた。
フルマラソンは体に悪そうなので出ない。今は週1回、休日の朝に10キロ前後を走るくらいのペース。
片耳にワイヤレスイヤホンを突っ込んでラジオを聴きながら河川敷をゆっくり走る。
そんな雑なランナーです。

早朝の河川敷ランニングコース

走り始めた頃に職場で知り合った仲間と今でも一緒に走ったり出かけたりする機会がある。
走っていなければこういう付き合いもなかったかもしれないと思うと、10年続けてきた中でそれが一番の収穫かもしれない。

シューズ選びについてはこだわりはなく、走り始めたころは大型スポーツ店で適当に履いてみて決めたサロモンのシューズを使ってた。そして、何足か経由して、2023年ごろにニューバランスの「Fresh Foam Arishi v4」を購入。たしか8,000円くらいだったような気がする。

このニューバランスとはいろんな場所に行った。
がんの手術後のリハビリ、石垣島マラソン、宮古島マラソン、全部このシューズで走ったし、入院中はスリッパ代わりに履いていた時期もある。
苦労を共にした相棒みたいな感じがして、このニューバランスだけはまだ手元に置いている。
今まで履きつぶしたシューズは気にせず捨ててきたのに、これは捨てるに捨てられない。

爪が黒くなる、「ランナーズトゥ」というやつ

ただ、このニューバランスを使っていたころから足のトラブルが目立つようになった。
練習中に隣の指に爪が当たって出血することがたまにあって、気づいたら靴下に血がにじんでいる、という感じ。
別にニューバランスの悪口を言うつもりはないけど、たまたま自分の足に合わなかったのかもしれない。
気になって調べてみると、爪が黒くなる現象は「黒爪(ランナーズトゥ)」と呼ばれ、正式には爪下血腫というらしい、原因は爪への繰り返しの圧力や摩擦による内出血とのこと。
自分の場合はシューズのフィット感のミスマッチが一番当てはまると思う。
足幅が広めなのにつま先に余裕のある設計だと、走るたびに足が前に滑って爪がシューズの先端にぶつかってしまうらしい。
言われてみれば納得感がある。

ランニングシューズのつま先クローズアップ

石垣島マラソンのレース中でも同じことが起きた。
15キロを過ぎたあたりから足指の爪がじわじわ痛くなってきて、レース後、数日経つと真っ黒になって数か月後には爪が剥がれた。
走っていると「あ、また爪がおかしくなってるなぁ」という感覚、でもレース中にできることは何もないからできるだけ意識しないようにして走り続ける。
「まあええか、しかたないわ」と折り合いをつけながら残りを走り切った。

ミズノのウェーブレガシーにした理由

次のシューズを選ぶとき「足幅が広い日本人には日本メーカーが合いやすいのだろうなあ」という、なんとなくの想像から、ミズノかアシックスで探し始めた。
雑ランナーなので、足にトラブルなく走れるならブランドはなんでもいい。

Amazonで調べているうちにウェーブライダーというモデルにたどり着く。
調べた後日、近所の大型スポーツ店まで行って試し履きをする。試着して店内をウロウロする。帰宅。
悪くなかったので注文しようとすると、ミズノの看板シリーズであるウェーブライダーの旧モデルをベースにした設計のウェーブレガシーを発見、Amazon限定らしい。
最新のウェーブライダーより価格が抑えられていて12,000円前後、要するに「廉価版」という感じだけど、足に合えばそれでいい。
レビューも悪くなかったのでこちらを購入。

古いシューズと新しいシューズの比較

使ってみた感想

履いた瞬間、ニューバランスとの違いがすぐにわかった。
なんか足先が包まれる感覚がある、ニューバランスのときは足指のところに余裕があったけど、ウェーブレガシーは適度なフィット感がある。

フィットしているということはそれだけ密着しているということだから、最初はちょっと不安で「これ、かえって爪が当たるんちゃうか」と思ってた。
でも走り出してみると、その包まれ感が逆に足指の安定につながっているような感じがする。
ぐらつきが少ない分、爪が当たりにくくなっているのかもしれん。素人の感覚なのであまり参考にしてもらったら困るが。

これを書いている時点で週1ペースで10キロ前後を5ヶ月走った、けど爪のトラブルは今のところ一度もない。以前と比べると明らかに違うので「なんだかいけそうな気がする~」という感覚がある。

もちろんレースに出ていないので、21キロを通しで走ったときの検証はまだこれから。
ニューバランスのときは15キロあたりから痛みが出ていたので、本当の意味での比較はレース本番まで持ち越しになる。
今年も宮古島マラソンに行くかもしれない(まだ考えているだけ)ので、そのときはこのシューズで走ることになると思う。

気になったところを正直に書くと、ニューバランスと比べると若干重く感じる、そこまで気になるほどではないけど軽さを重視する人には少し違うかもしれない。
あとカラーバリエーションが少ない、まあ廉価版なんだからしかたないと思いつつ、もう少し選択肢があればと思う。
ちなみに12,000円の値段は妥当で、高いとも安いとも感じない。

耐久性については今のところ問題なく、ソールの極端な減りも見当たらない。
私の手入れは雑なほうでで、ニューバランスを3年近く使って2回しか洗わなかったくらいなので、もちろんウェーブレガシーもまだ一度も洗っていない(みんなそんなもんじゃないのか)。

おわりに

足幅が広めで、今まで履いてきたシューズで爪が痛くなったり出血したりした経験がある人には一度試してみる価値があると思う。
足の形は人それぞれなので合う合わないはあるけど、自分にとっては今のところ正解だった。
「足にトラブルなく走りたい」それくらいのことしか考えていない素人ランナーの感想だけど、やっぱり日本人には日本メーカーが足に合うのかなと思ったりします。

ランニング後のビールとシューズ

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